当社が提供する人流データ活用サービス「Location AI Platform®(LAP)」が、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(以下、MURC)様が2025年11月13日に公表したレポートに活用されました。
本レポートは、2025年4月13日から10月13日までの184日間にわたって開催された「2025年大阪・関西万博」の国内居住・一般来場者(全期間)を対象とした分析であり、LAPのデータを活用し、居住地域別の来場者数、周辺観光地への影響、性別・年齢階級別の特徴などが詳細に分析されています。
当社のデータは、会期全体の来場者動向把握や、周辺地域への経済効果の分析に貢献いたしました。
公開されましたレポートはこちらをご覧ください。
レポートの主なポイント
- 来場者の地域特性:国内居住の一般来場者のうち、地元大阪府からの来場者が約半数(48.3%)、関西地域全体で約4分の3(72.8%)を占めている。
- 会期終盤の盛り上がり:会期後半になるにつれて関西地域外からの来場者が増加し、特に9月中旬以降は連日20万人を超える来場者数となった。
- 周辺観光地への影響:大阪府内の主要観光地(大阪城、海遊館、道頓堀など)では、関東をはじめとする関西以外の地域からの来訪者が増加し、万博来場が周辺観光の回遊につながった可能性が示唆された。
- 年齢・性別: 40代以上の女性が国内居住の一般来場者総数の50%以上を占め、特に50代以上のシニア層に強くアピールしていたことが確認された。
掲載レポート
発表日:2025年11月13日
発表機関:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
レポートタイトル:2025年大阪・関西万博の来場者(国内居住・一般来場者)分析 ~携帯電話位置情報データによる分析~
著者:政策研究事業本部 研究開発第2部(大阪) 地域経済分析・産業振興グループ 上席主任研究員 遠香尚史 氏
データ出所:クロスロケーションズ株式会社「Location AI Platform®」の人流データをもとに同社作成
■人流データの活用について
クロスロケーションズが提供する人流データは、スマートフォンアプリ利用者の許諾に基づき収集された位置情報を匿名化処理したもので、個人を特定することなく安全に分析に活用されています。
当社は、社会的・経済的なイベントをはじめ、さまざまな分野における人流の可視化を通じて地域経済の活性化や観光振興を支援しています。
また、人流データの活用にご関心のある方や、ご自身のビジネスでデータ活用を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。当社サイトでは、全国60の主要都市と16の業種における人流変化を毎日モニタリングできる「人流トレンド」Webサイトを公開しています。
最新の人流動向をリアルタイムにご覧いただけますので、ぜひご活用ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
TEL: 03-5734-1666, Email: pr@x-locations.com
クロスロケーションズ株式会社 広報担当
