−Webブラウザから操作できる−

当社が利用している位置情報データは、スマートフォンのアプリからユーザーの許可を得て取得されたGPSデータです。これには、緯度・経度、時間、広告識別子（IDFAやGAIDなど）が含まれています。データは個人情報と結びつけることなく、第三者による利用許可を得たもののみ使用しており、主にマーケティング分析を目的としています。
また、当社が取り扱うデータには、電話番号や住所など、個人を特定できる情報は一切含まれていません。取得されたデータは、すべて傾向分析のために独自に加工・処理され、個人とは関連付けられない形で利用されています。

内閣府などの発表では、GPS測位による誤差は10～30mと言われています。また海上保安庁の調査によると、GPSの精度は地域・季節・時刻によっても変動することがわかっています。
測位精度向上のために、日本版GPSとも呼ばれる準天頂衛星システム〝みちびき〟の活躍が期待されています。みちびきを利用した測位が可能になれば、より高精度で安定した位置測位が可能になると言われおり、その測位誤差は数センチ単位になることが見込まれています。

地下空間でのGPS測位は難しく、正確な位置情報を取得することは困難です。また、地下に限らず、屋内でもGPS信号が届かない、または弱い場所では位置情報を取得することが難しい場合があります。ただし、GPS機能を搭載した端末が信号を送受信するタイミングで電波が届く場所にいれば、その位置を捕捉することが可能です。信号の送受信間隔によっては、実際の来訪者に近い位置データを取得することができます。
クロスロケーションズは、5分から15分の間隔で位置情報を取得するデータを使用しています。来訪者数の推計は、実際にその場所で取得されたデータや、その場所を含むエリア全体の来訪率、人口データをもとにAIが推計します。地下空間や屋内で位置情報が取得できない部分は、これらの推計値で補正されています。

推計来訪数とは、AIで推計処理された来訪者の数です。
推計のアルゴリズムは複雑なため一言ではご説明できませんが(一部特許出願中)、AIによるデータのノイズやバイアスの除去、ソースの異なるデータとの比較調整、地域や曜日、時間帯による調整などを行っています。
※ 実際の来訪が計測された実数ではありません。

Location Engine™ で夜間かつ不活動と判定できる主なエリアを解析し、推定居住地としています。

POIとは「Point Of Interest」の略称で地図上の特定のポイント（地点、場所）を意味する言葉です。
LAPでは、人の流れや位置情報に基づく分析を行うために、まずは分析したい地点のPOIを登録する必要があります。
Location AI Platform®では、任意の分析対象の施設や店舗をPOI（分析地点）として自由に登録することができます。

任意で登録したPOI（分析地点）の中で位置情報(GPSの信号)を確認したデータをそのPOIへの来訪カウントとして定義しています。

「Location AI Platform®（LAP）」は、「実世界の人流や商圏」の分析・見える化ができる人流分析プラットフォームです。クロスロケーションズが独自に開発したデータ解析エンジン「Location Engine™」を基盤に膨大な位置情報ビッグデータを処理し、さまざまな分野で位置情報データの活用を可能にするクラウドサービスです。サービスは、これまで難しいとされていた地理空間情報をだれもが簡単に扱うことを可能俊、人流分析からデータ連携まで深い顧客分析を可能にします。
「人流アナリティクス®」は、既に多くの企業で導入が進んでいる「Location AI Platform®（以下、LAP）」のファミリー製品であり、自由に登録した地点の「人流＝人出の変化」を見える化に着目し、分析や比較をカンタンにできるように機能を絞り込むことで人流分析サービスに特化したクラウド型月額課金製品です。

■Location AI Platform® (LAP)

分析機能: 20種類の高度な分析機能を利用可能。
利用者数: アカウント数無制限（複数人での利用が可能）。
登録地点数: 最大500地点。※追加でのカスタマイズも相談可
分析期間: 自由に選択できるカスタム分析期間を設定可能。

■人流アナリティクス®

分析機能: 基本的な人流データ分析（人流速報機能）に対応。
利用者数: 1アカウントのみ。
登録地点数: 最大10地点。※POI追加購入可能
分析期間: 1か月単位のエリア分析。

■まとめ

人流アナリティクス®は、基本的な分析機能と少数の地点登録に対応したシンプルなサービスです。
一方、Location AI Platform®は、より多機能で高精度な分析が可能なプラットフォームで、部署の垣根を超えて複数人数で利用が可能です。また、多地点登録や柔軟な分析期間設定が特徴です。

LAPには「スマート実行モード」と「カスタム分析モード」の2種類の分析モードがあります。

スマート実行モードでは、POIを登録するだけで自動で分析が実行されますので、様々な分析ウィジェットを簡単に利用することができます。
ダッシュボード上でPOIを選択し、分析したい期間などを指定することでグラフやマップを表示することができます。

カスタム分析モードでは、POIを登録するだけで自動で分析が実行される分析機能「人流速報ウィジェット」(デイリー来訪、アワリー来訪、アワリー滞在、デモグラ比率、来訪者出発圏比率)と曜日や時間など期間を自由にカスタムした分析を実行することができます。
※ 分析機能の詳細についてはダッシュボードからご確認ください。トライアルをお試しいただくことも可能ですのでご希望の際にはお問い合わせください。

ご契約後のフローは下記の通りになります。
１．ご契約後に貴社のアカウントを発行いたします。その後、サービスを利用される方のユーザー情報など必要な情報を登録していきます。
２．ご利用者様専用の個別ミーティングを開催し、課題を解消いたします。※操作方法や活用方法についてレクチャーいたします。
３．ご利用を開始

POIは、通常3時間以内に登録処理が完了します。その後、ダッシュボードから分析データをご確認いただけます。

・7:00～24:00の間にPOI登録を行った場合は3時間以内に登録が完了します。0:00～7:00の間にPOIを登録した場合は10:00までに登録が完了します。ただし、処理の状況によっては時間がかかる場合があります。登録が完了すると「POI登録完了通知」メールが送信されます。
・新たに登録したPOIは登録リストの「登録日時」の欄に『 (処理中) 』と表示されます。10分程度で『 (登録待ち) 』に変わり、登録が完了すると『 登録された日時 』が表示されます。
・POI登録が完了すると人流速報ウィジェットやダッシュボード共通設定での利用が可能になります。
・人流速報以外のウィジェットは翌朝から利用可能になります。

任意で登録したPOI（分析地点）の中で位置情報(GPSの信号)を確認したデータをそのPOIへの来訪カウントとして定義しています。

ご安心ください。お客様がLAPをご活用いただけるよう、導入後もきちんとサポートさせていただきます。
また、LAPのサポート窓口「support@x-locations.com」も設けております。

分析結果の解釈・コンサルティングについてご相談の場合は担当の営業またはお問い合わせよりご相談ください。

当社が扱っている位置情報データは、緯度/経度、時間、広告識別子の3種類です。提供されるデータは、ユーザーから個人情報を紐づけない形で分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。電話番号や住所など個人を特定する情報の取得ならびに保有をしていません。データはすべて傾向値として加工し、個人と紐づかない状態で製品に利用しています。また、データ提供元あるいは弊社にオプトアウトの依頼があった場合、データを削除する体制となっています。
※詳しくはX-Locationsのプライバシーポリシーをご確認ください。
https://www.x-locations.com/privacy-policy/

快適にご利用いただくため、下記の環境でご利用ください。
推奨OS:Windows, Mac OS
推奨ブラウザ:Chrome（最新バージョン）、Microsoft Edge（最新バージョン）
推奨解像度:横1366以上 x 縦768以上

快適にご利用いただくため、PCでのご利用を推奨しております。