〜国土交通省「令和4年度 ビッグデータ活用による旅客流動分析 実証実験事業」への協力〜
クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、横浜中華街発展会協同組合(理事長:高橋 伸昌、以下中華街発展会)が開催する「横浜春節祭 2023」のデジタルスタンプラリーの企画・運営において、当社の人流データを活用した支援を行いました。
本事業は「令和4年度 ビッグデータ活用による旅客流動分析 実証実験事業」で採択され、クロスロケーションズが提供する人流データは、スタンプラリー設置場所の検討や、設置場所周辺の人流分析において協力しています。

■「横浜春節祭 2023」の概要について
期間:期間は2023年1月22日(日)~2月5日(日)の15日間
場所:横浜中華街エリアから横浜駅エリアまでの横浜ベイエリア地区16か所(デジタルスタンプラリーの対象は15か所)
(主催:横浜中華街発展会協同組合、共催:関内・関外地区活性化協議会)
デジタルスタンプラリーのURL:https://platinumaps.jp/d/yokohama/sr471
横浜春節祭 2023のみどころ:
①職人による中国伝統工芸技術!2mを超える迫力満点の巨大ランタンオブジェ
②スタンプを貯めると中華街を中心とした地域のお店の食事券や商品があたる春節福引き「紅包くじ」が景品でもらえるデジタルスタンプラリー
③大人気の中華獅子舞が、春節祝賀とコロナの疫病退散を祈願して、複数の拠点に登場
④ランタンオブジェ展示にかかる電力は、再生可能エネルギー(東北地域の太陽光を発電源とするカーボン・オフセット)を採用。環境負荷低減に取り組んでいます。
■横浜春節祭2023のデジタルスタンプラリーについて
横浜春節祭2023のデジタルスタンプラリーは、冬季の観光閑散期の解消を目的に、横浜中華街の近隣の街や駅や主要商業施設に巨大なランタンオブジェなどを16か所に設置してスタンプラリーの回遊場所とすることで、話題、口コミの誘発、消費促進、新規顧客開拓などの経済効果を狙った取り組みです。

■国土交通省令和4年度ビッグデータ活用による旅客流動分析実証実験事業について
令和4年度ビッグデータ活用による旅客流動分析実証実験事業は、国土交通省が公募した 携帯電話の位置情報データ(ビッグデータ)を活用することで交通課題の解決を目指す事業です。ビッグデータを活用することで、観光客や住民の流動を可視化・分析することにより、これまで困難であった各種政策立案や地域の課題解決が可能になることが期待されています。
■人流データ活用の取り組みについて
クロスロケーションズは、中華街発展会に本事業への人流データおよびその分析に関するノウハウの提供に協力しています。中華街発展会は、2019年新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、GPSデータに基づく人流データを活用し、市場調査や需要動向のデータ分析に基づくデータドリブンマーケティングを実施し、さまざまなデータ利活用の取り組みを行っています。
当社が提供しているクラウド型分析プラットフォーム「Location AI Platform®(LAP)」を2020年から活用し、これまでも中華街発展会とともに、横浜中華街における来訪者の特徴を知るための取り組みとして、来訪者の性別・年代別情報や日ごと・時間帯ごとの来訪者数推移データなどから人流分析を行い、中華街の発展に取り組んできました。
■横浜春節祭 2023における人流データ活用
本事業では、これまで培ってきた人流データを活用した分析の実績を元にデジタルスタンプラリーの設置場所周辺における商圏分析などに人流データが活用されております。
また、イベント成果を数字でも把握できることの有益性、地域経済に貢献できる本取り組みを、地域のため発展させるために、より広いデータと知見を得るべく、本事業に応募し、実現性、継続性が特に評価され、モデル事業として採択されました。
この実証事業への協力により、横浜中華街エリアの閑散期の課題解決につながることを期待しています。