〜雨でもにぎわう!2023年お花見人流は2022年と比較してどう変わったのか?お花見客の性別・年代、来訪時間や各時間滞在人口を独自調査〜
クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、独自開発の位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™(以下、LE)」とその機能を使ったクラウド型人流分析プラットフォーム「 Location AI Platform®(以下、LAP)」、 およびオンライン登録で人流データ分析が可能な「人流アナリティクス®」(以下、JA)を提供しています。
2023年は例年よりも早い3月14日に開花が観測されました。全国的に3月最後の週末は雨が降りましたが、クロスロケーションズはお花見スポットにおける人流の変化を昨年2022年と比較して独自に調査し、その結果を発表いたします。
◆2023年3月最後の週末 人気お花見スポットの人流はどう変化したのか?
2023年3月最後の週末となった2023年3月25日(土)~26日(日)と、昨年2022年3月26日(土)~27日(日)の同じ時期のお花見スポットでの人流を比較分析しました。
■分析期間
気象庁によるソメイヨシノの開花状況をもとに、開花中の週末を分析期間としています。
東京都(千代田区) | 開花日 | 満開日 | 分析期間/開花中の土日 |
2022年 | 3月20日 | 3月27日 | 3月26日(土)-27日(日) |
2023年 | 3月14日 | 3月22日 | 3月25日(土)-26日(日) |
◆全国桜の名所・お花見スポット人流比較調査結果
お花見スポット | 対2022年比 |
上野恩賜公園周辺 | 80% |
井の頭公園周辺 | 63% |
目黒川周辺 | 105% |
千鳥ヶ淵周辺 | 98% |
大阪城公園周辺 | 118% |
名古屋城周辺 | 140% |
福岡舞鶴公園周辺 | 148% |
2023年3月最後の週末、雨の中でも各所では、4年ぶりに復活した夜桜のライトアップのお花見スポットが人気を集め、東京の千鳥ヶ淵周辺では昨年と同程度の人流が確認できました。また、目黒川周辺、大阪城公園周辺、名古屋城周辺、福岡舞鶴公園周辺においては、2022年と比較し、雨の中でも人流が増加していたことがわかりました。
◆2023年3月と2022年3月の人流変化
図2,図3は、東京のお花見スポットにおいての2022年3月と2023年3月の日ごとの人流比較データになります。どちらも3月の開花後の週末、土曜日と日曜日に人流が増える傾向がありました。また、2023年においての上野恩賜公園周辺では、最も人流が増えた日は3月20日の祝日である春分の日でした。
◆上野恩賜公園周辺の週末における時間帯別滞在人口
図4.では、2023年3月25日(土)~26日(日)の週末を上野恩賜公園周辺に注目して時間帯別の滞在人口を人流データで分析しました。分析結果から、25日(土)は途中雨が止んだ14時から15時の時間帯に最も多くのお花見客が訪れ、翌日26日(日)には一日中雨が降っていましたが11時から14時の時間帯にお花見客が多く訪れたことがわかりました。
◆上野恩賜公園周辺のお花見客の性年代別変化
図5.では、2023年3月25日(土)~26日(日)と、昨年2022年3月26日(土)~27日(日)の同じ時期に、上野恩賜公園周辺のお花見客の性別・年代を比較分析しました。分析結果から、雨の影響で60代、70代以上のお花見客が減少していることがわかりました。一方で、20代から50代のお花見客が増加したことが分かりました。
◆上野恩賜公園周辺のお花見客の性年代別変化
図6.では、2022年と2023年の上野恩賜公園周辺のお花見客がどのくらいの距離から来ているのかの来訪手段を人流データで分析しました。データから2023年最後の週末に訪れたお花見客は、2022年と比べて外来圏(20km以上離れた場所からの来訪者数)からの数値が8.4%増え36.7%と昨年度よりも遠方の方がお花見に訪れたことが分かりました。
◆当社の提供する人流データ(位置情報分析データ)について
当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
(https://www.x-locations.com/privacy-policy/)
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。
Location AI Platform® について
提供形態:Webベースクラウド形態(分析用データ付き)。法人単位年間契約。
価格:初期費用15万円。月額使用料50万円。利用法人内ユーザーIDごとの課金無し。
分析ウィジェット(アプリ):18種類。
過去の位置情報データ:契約日より過去1年分(追加料金で1年以上の過去分も利用可能)。
分析データの利用:各ウィジェットよりのCSVダウンロード可能。Google Big Query、Amazon AWS、Microsoft Azureなど経由や、API(デイリー人流データ)での転送可能。
各種BIツール連携も可能。(TableauやLooker の実績あり)
Location AI Platform®は 分析した位置情報を利用した広告や、アンケートも実施することができます。
まずは、デモにお申込みの上、お試しください。
■ クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」の提供により‟ロケーションテック”を推進しています。
社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com
代表者:代表取締役 小尾一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス™」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。
■ 当社の提供する位置情報分析データについて
当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。(https://www.x-locations.com/privacy-policy/)
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。