類似行動
オーディエンス広告
(Act-Alike・アクトアライク)

ターゲットに似たリアル世界の
行動パターンを持つユーザーを見つけ、
効率よくリーチを拡大

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類似行動オーディエンス
(Act-Alike・アクトアライク)とは

マーケティングや広告活動において、ターゲットに似たリアル世界の行動パターンを持つオーディエンス(広告を配信するターゲット)のこと。または、その拡張されたオーディエンスの構築手法のこと。

デジタルマーケティングの世界では「類似オーディエンス(Look-Alike、ルックアライク)」と呼ばれる、オンライン上で元になるターゲットグループ(シードオーディエンス、ソースオーディエンス)に似た行動傾向や好み、興味・関心などの要素でオーディエンスを拡張する方法があり、Facebookを始めGoogle Ads、LinkedIn、LINEなどでも広く採用されています

これに対し、「類似行動オーディエンス(Act-Alike、アクトアライク)」は、現実世界の行動を元にオーディエンスを拡張することができる技術になります(クロスロケーションズ社では、ルックアライクとアクトアライクを区別しています)。

  • イラスト
    デジタル世界

    類似オーディエンス(Look-Alike、ルックアライク)

  • イラスト
    現実世界

    類似行動オーディエンス(Act-Alike、アクトアライク)

※Facebookの「類似オーディエンス」について
https://ja-jp.facebook.com/business/help/164749007013531?id=401668390442328
※LINEの「類似オーディエンス」について
https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/tracking_013/

独自アルゴリズムとAIによる
高度な機械学習で
多数の
オーディエンスセグメントを抽出

Near社の位置情報オーディエンス構築プラットフォーム「Allspark」の類似行動オーディエンス(Act-Alike、アクトアライク)は、訪問場所、旅程、居住地、行政区、訪問頻度、曜日、滞在期間、年齢層、性別など元になるターゲットグループ(シードオーディエンス)の様々なプロファイルを分析して共通性を洗い出し、ブール論理を元にした独自アルゴリズムとAIによる高度な機械学習によって、類似性・関連性の高い多数のオーディエンスセグメントを抽出することを可能にしています。

このような拡張のアルゴリズムを実装する際、元になるデータはある特徴に同一性や均一性があるほうがよく、一方で類似性を保ったまま拡張するにはデータ量が豊富にないと広告的に十分なリーチを獲得できない、という課題があります。この点、「Allspark」は優れたアルゴリズムや学習能力のあるシステムと、膨大なデータ量とを両立しており、拡張されたオーディエンスは統計上の優位な値、信頼できるアウトプットとして実現されております。

キャプチャ
AllsparkのACTALIKE AUDIENCE(類似行動オーディエンス)機能

類似行動オーディエンス
(Act-Alike、アクトアライク)はここが違う

需要がはっきりしていないユーザーにもリーチできる
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一般的な位置情報広告では、「○○店に行ったことがある」や「XXのエリアにいた」などの既存顧客あるいは需要がはっきりしたユーザーが対象となり、パイが限られてしまいます。

それに対して、類似行動オーディエンス(Act-Alike、アクトアライク)では、需要がはっきりしていないけれどポテンシャルのあるユーザーにもメッセージを届けることができます。しかも、彼らは全く関係のないユーザーでもない、という絶妙なオーディエンスです(もちろん広告受領の許諾済み)。

ユーザーのリアルな体験に根ざしたターゲティングができる
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SNSのルックアライクでは、ある高級ブランドをフォローをしていたり、「いいね!」を押していたりするユーザーが類似オーディエンスとして判定されることがあります。しかし、位置情報マーケティングの世界では「彼らは実際にはファストファッションの店舗によく行っている」ということが分かってしまいます。彼らはバーチャルな世界でのブランドの拡散には寄与しますが、現実世界でのエンゲージメントは低いということになります。

類似行動オーディエンス(Act-Alike、アクトアライク)はリアルな行動を元にしたオーディエンス拡張であるため、ユーザーのリアルな体験に根ざした、ある意味ストレートで分かりやすい手法(実際のアルゴリズムは複雑ですが)と言えるかと思います。

類似行動オーディエンス
(Act-Alike、アクトアライク)
4つのメリット

  1. 複雑な手間を掛けずに、効果の高いオーディエンスを構築できる
  2. より多くの潜在顧客にリーチできる
  3. 低いコストで新規顧客を開拓することができる
  4. 元になるオーディエンスと同等かそれ以上のエンゲージメント効果をもたらす

類似行動オーディエンス
(Act-Alike、アクトアライク)の活用事例

  1. ヨーロッパのCPG(消費財)ブランド
    (Near社キャンペーンより)

    ヨーロッパ拠点のビューティーブランドは、プロモーションキャンペーンを実施するためにAllsparkを使用して、一連の基準(POI、年齢層、利用者層など)に基づいてオーディエンスセグメントを構築しました。
    このセグメントはシードオーディエンスとして参照され、キャンペーン目標(適切なリーチ、インプレッション、CTR)を達成するために必要な規模のActalikeオーディエンスを作成しました。

  2. アメリカのスーパーマーケット
    (Near社キャンペーンより)

    顧客獲得(来訪増加)を目的としたキャンペーンのために、スーパーマーケットチェーンのCRM/ファーストパーティデータを、NearのデジタルIDと照合しました。
    次に、NearのActalikeモデルを使用して、現在のロイヤルティ顧客と同様の行動を示す見込み客を特定し、特定されたActalikeプロスペクトに対して広告キャンペーンを実施しました。

類似行動オーディエンス
(Act-Alike、アクトアライク)について
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