店舗・施設運営の人流データを活用したDX推進

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執筆者 XLマーケティングチーム
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Location AI Platform®で人流データを分析
コロナウィルスで変化した市場環境をいち早く把握し、消費者の変化に対応

Location AI Platform®(ロケーション エーアイ プラットフォーム 以下、LAP)はスマートフォンのアプリから得られる、消費者の許諾済み匿名加工位置情報ビックデータを機械学習とAIにより解析・可視化し、さまざまなビジネスでDXを推進するためのSaaS型プラットフォームです。

コロナ環境下において消費行動は大きく変化しています。過去の統計データに基づく商圏や顧客像の見直しは必須の状況であり、品揃え、サービスの提供のあり方、また販売促進や広告等の計画と実施において、人流データの活用が求められています。
クロスロケーションズのLAPは、流通・小売業や飲食業などの店舗や商業施設などを取り巻く市場環境のモニタリングや、さまざまな施策の効果測定に活用いただくことができます。

分析ポイント:LAPで来店顧客の実勢商圏を把握
~東京郊外の某スーパーマーケットの場合~

1回目の緊急事態宣言前

東京郊外のスーパーマーケット前回の緊急事態宣言前

1回目の緊急事態宣言後

東京郊外のスーパー前回の緊急事態宣言後

AIと機械学習により店舗への訪問率を解析。赤いエリアが集客力が高く、青いエリアには課題があることがデータより推定されます。分析結果からこちらの店舗では、緊急事態宣言後に赤いエリアからの顧客の来訪者が減少し、課題のある青いエリアが増加したことが分かりました。

上記図のように商圏は変化しており、変化した消費者の居住エリアや趣味趣向を意識した商品やサービス、メニューの提供並びに販促施策が必要となります。

◇活用例1.株式会社ギフト様

商圏の顧客の味に対する好みを分析し適切なメニューを提案

位置情報を解析結果を活用したオフラインDM戦略
従来比較5倍の効果を実感

横浜家系ラーメン「町田商店」を始めとしたさまざまなブランドを運営している株式会社ギフト様では、激戦区のエリアの中で、自店舗や他店舗へ来店する顧客がどのエリアから来店しているかをLAPを活用して地図上に可視化。
さらには、豚骨、中華そば、細麺など味の違いによる店舗間での顧客の利用傾向の比較までを分析しました。

顧客の行動分析から味の好みの違いにより、顧客の居住エリアに特徴があることが判明し、戦略的にポスティングのエリア選定を行い配布を実施した結果、本サービス使用以前に比べ、5倍以上の成果を出し集客効果を実感いただきました。

また、集客効果の改善だけでなく、LAPの位置情報データ分析結果を基に広告の訴求内容と連携をすることで、エリアごとの反響効果の違いまでを把握できるような仕組みを構築いただきました。

LAPを活用することで、人流変化を捉えた実勢商圏の把握だけでなく、エリア毎の特性に合わせた分析を自由に設計し、販促施策と連動した活用を実施することができます。

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分析ポイント:LAPで競合や自社店舗との来訪シェアの把握
出店戦略の検証や販売促進の効果測定

自社店舗と近隣競合店舗との来訪数とそのシェア率を把握

LAPを活用して、自社店舗の顧客がどのくらいの比率で競合の店舗に訪問しているかを分析できます。

自社店舗と競合店舗との来訪シェア

また、デイリーでの自社店舗と他社店舗の推定来訪者数を比較することで、自社のチラシなどの効果や競合の施策の当日の影響などを把握できます。

自社店舗と競合店舗の日別の来訪者数を把握
自社店舗と競合店舗との日別の来訪者数比較

◇活用例2.株式会社ベイシア様

ショッピングモールのテナントとの相乗効果を分析
顧客の見える化で地域のドミナント戦略に活用

スーパーセンター業態において、国内トップクラスの店舗数を誇る株式会社ベイシア様では、LAPを活用し、ショッピングモールのテナントとの相乗効果を分析いただいたり、顧客の見える化の為の地域のドミナント戦略に活用いただきました。

店舗や施設でビジネスを展開されているお客様企業は、LAPを活用することによって、現在の課題の把握とその対策を迅速に実施することが可能になります。

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 クロスロケーションズマーケティング担当者
クロスロケーションズ株式会社マーケティングチーム

クロスロケーションズは位置情報ビッグデータの独自解析エンジンとその機能を使ったクラウド型人流分析プラットフォームを展開しています。 マーケティングチームでは、「Location Engine™」から取得できる準リアルタイムの人流統計データを活用してビジネスから社会課題の解決まで幅広くお手伝いができるように活動しています。

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