2021年01月29日
Location AI Platform™(ロケーション エーアイ プラットフォーム 以下「LAP」)はスマートフォンのアプリから得られるユーザーの位置情報を機械学習とAIにより分析・可視化したクロスロケーションズオリジナルのクラウド型プラットフォームです。
コロナ禍において消費行動は大きく変化しています。
過去の統計データに基づく商圏や顧客像の見直しは必須の状況であり、特に屋外広告やチラシ、ダイレクトメールなどのプランニングにおいて、実際の人の動きである「人流データ」を活用することで、アプローチしたいターゲットを可視化することができます。
クロスロケーションズのLAPは、位置情報ビッグデータの分析をプラットフォームが行い、施策立案をAIが支援する為、専門知識がない広告代理店の担当者様でも簡単に位置情報データを活用した提案やマーケティングのプランニングを行うことができます。
Location AI Platform™ ポテンシャルマップ画面
上記図では、LAPを活用して対象の顧客の店舗・施設に訪れた来訪者の傾向を分析しています。地図上の赤いエリアは来訪率が高く、青いエリアは来訪率が低いエリアと推定されます。分析期間は、コロナ前の2019年10月~11月の来訪者の傾向と2020年10月~11月のコロナ禍おけるデータを比較分析しています。
LAPを活用したこちらの分析結果から、郊外の来訪率が下がり、逆に都心の青いエリアが減少していることが把握でき、来訪する顧客層が変化していると推測できる為、こちらの対象店舗・施設では来訪者の変化に合わせたプロモーションや品揃えを変更する必要があることがわかります。
上記のような分析は、専門知識や経験がない方でも知りたい店舗・施設の地点を登録してLAPの「ポテンシャルマップ分析※1」を利用することで簡単に知ることができます。また、それ以外にも様々な分析メニューを用意していますので、ニーズに合わせたあらゆる角度から見込み顧客エリアを抽出することができますので、提案時における最適なプランニングを実現いただくことができます。
「ポテンシャルマップ分析」はLAPの分析機能の1つで、特定の店舗・施設・エリアなどの地点への来訪傾向をデータに基づきポテンシャル(潜在的な傾向)のエリアとして判定します。高ポテンシャル(赤色地域)からは更なる来訪が見込める可能性があるため、マーケティング戦略の注力エリア選定として活用することができます。
店舗に来訪するお客様の推定居住地を分析することで、チラシやダイレクトメール、スマートフォン広告などに対して、より高度で効果的なプランニングが実現可能です。
Location AI Platform™を活⽤して⾒込み顧客エリアを抽出し、
スマートフォン広告を配信。来店計測で成果を確認
LAPの分析で特定した実際の顧客がいるエリア(実勢商圏)に、広告を配信することができます。
GPSが距離に応じてユーザーの網羅率を判定するため、適正な実勢商圏の把握が可能です。
配信後は、来店計測や広告配信後のマーケットシェアまでレポート可能です。
広告接触者の来店計測だけではなく、販促施策前後での人の増減も判定できるため、LAPを使用することによりプランニング・広告配信・効果検証を一元的に行うことができます。
XL ロケーションベース広告の詳しい情報はこちらの画像から↓
LAPに屋外広告やデジタルサイネージの地点を登録することで、登録地点の準リアルタイムの人流情報(以下、サイネージ周辺の日別推定流入者数のイメージを参照)をモニタリングすることができます。
対象媒体があるビルやビル前だけではなく、媒体の視認エリアなど様々な場所を自由に設定(以下、サイネージ周辺をポリゴン登録のイメージを参照)することができます。
また、登録エリアのサイズや形も地図上に自由に設定することができ、数万にも及ぶ地点の登録・モニタリングができます。
Location AI Platform™ 画面
上記のような人流データを基にプロモーションのエリア選定や効果測定を実施する企業様が増えています。
広告代理店様には自社のクライアントに向けた提案として、リアルな行動データを捉えたLAPを活用いただくことで、事前のプロモーションエリアの選定や顧客の行動に合わせたターゲティング広告配信、そして販促施策の効果検証迄を一気通貫に実施いただくことができます。
上記サービスに関するお問い合わせや御見積り依頼などのご質問に関しては以下よりお問い合わせください。