GLOSSARY 用語集

位置情報広告

位置情報広告とは

位置情報広告は、Wi-Fi・基地局・GPSなどから取得したユーザー情報を利用して広告配信を行うマーケティング手法の1つです。

「今まさに特定の場所にいる人にだけ広告を配信する」、「過去に、特定の場所を訪れたことがある人にだけ広告を配信する」といった集客施策を打つことができます。

位置情報広告の活用例

例えば、とある居酒屋があったとします。
その居酒屋の近くでは超有名なアーティストがライブを行っていて、多くの人が押し寄せている状態です。

居酒屋としては、ライブ終わりに自分のお店へ多くの人に訪れて欲しいですよね。

そんな時に、「イベント会場に来ている人」だけに「ライブ終わりに居酒屋はどうですか?今ならファーストドリンク無料」といった訴求をスマートフォン広告で配信することができるのです。

その他にも、「昨年、ビールフェスに参加した人」に対して「今年のビールフェス開催のお知らせ」といった訴求や、「今日、東京駅を利用した」人に対して「東京駅周辺のホテルの空き室案内」といった訴求で広告配信を行ったりすることも。

こういった例のように、ターゲットの現在地や居住場所、過去に訪れた場所をキーにして広告配信ができるので、効果的に集客できるメリットがあるのです。

位置情報広告のプライバシーについて

プライバシーの侵害を心配される声をよく耳にしますが、位置情報広告では、あくまで個人情報を含まない形のデータを利用している為、個人を特定したプライバシーを侵害することはありません。

位置情報広告は、不特定多数に対しての広告配信ではなく、細かくセグメントしたターゲットに対しても広告配信ができるので、人の行動に合わせたピンポイントなターゲティングを行うことができるサービスです。

そのため、企業、団体、自治体などさまざまな取り組みに対して広く活用できる広告と言えるでしょう。

位置情報を活用したデジタル広告とアナログ広告

一般的に位置情報広告はスマートフォンアプリやWebサイトの広告枠に広告を配信するデジタルマーケティングを指しますが、クロスロケーションズが提供する、位置情報データを活用したエリアマーケティングを支援する分析サービス「Location AI Platform🄬」、「人流アナリティクス🄬」を利用することで、店舗や施設などに訪れる来訪者の居住エリアや特徴となるエリアを把握することができるようになります。

サービスの分析結果からは、特定エリアの住所コードを元にDMやチラシなどのアナログ広告(新聞広告や折り込み広告な)へ展開することも可能です。

これにより、これまでどこに自社の広告を展開すればよいのかがわからなかった広告主はデータ結果を元にした位置情報広告で、効果的なマーケティング施策を実施することができるのです。

図. ユーザーの位置情報を元に来店確率の高い地域を選定

地域を絞った位置情報広告配信

上記で紹介した人流分析プラットフォーム「Location AI Platform@」は、位置情報ビッグデータを解析した独自エンジンから、様々なターゲットエリアを選定して分析することができます。

たとえば、「自店舗と競合店舗の両方に訪れたことがある人が住んでいるエリア」、「3か月前に自店舗に来たことがある人が住んでいるエリア」、「自店舗を利用する人が多く住んでいるエリア」、「自店舗を利用しない人が多く住んでいるエリア」など。

そのエリアに対して、直接家のポストにダイレクトメールを投函する「DMポスティング」を行うことができます。こちらも、厳選したエリアにだけ絞ってダイレクトメールを投函するので、費用対効果が高いのが特徴です。

もちろん、これらのマーケティングで利用しているデータは匿名なのでプライバシーの侵害など全く心配がありませんので、ご安心ください。

これらのマーケティングや集客施策は、大手企業も含めてきちんと実施できている企業はほとんどありません。ビジネスをより高い精度で成功に導くためにもぜひこういった手法を取り入れることを強くお勧めします。

ご紹介した位置情報広告にご興味のある方は以下のサービスリンクより詳細をご覧ください。

また、位置情報を活用したオフライン広告に興味のある方は「Location AI Platform🄬」のサービスをご覧ください。

位置情報広告に関する過去のアーカイブセミナーも公開していますので是非お問合せください。

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