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前日までの人流変化を時間別・日別に素早く可視化できる機能をクラウド・サービスで提供開始

プレスリリース

報道機関、自治体・公共団体には、新型コロナウイルス感染症拡大防止策のために無償で提供

〜本機能で解析した、緊急事態宣言前後の通勤混雑駅周辺やコンビニ利用客の人流変化を合わせて発表〜

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は、自社開発する位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform™(ロケーションエーアイプラットフォーム)」において、任意の地点・エリアの人流変化をモニタリングする「Visit Analysis(ビジットアナリシス、訪問推計機能)」を「翌日更新機能」を軸に大幅改良して4月28日に提供開始します。

なお、本機能は報道機関や自治体・公共団体に新型コロナウイルス感染症拡大防止策のための状況把握手段として無償で提供します。

また本機能を活用して、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言前後の、通勤混雑駅周辺やコンビニ利用客の人流変化を解析しました。その結果を合わせて、弊社調査報告第4弾として発表します。

「Visit Analysis(ビジットアナリシス、訪問推計機能)」とは

Location AI Platform の「Visit Analysis(訪問推計機能)」は、任意の地点・エリアの訪問を推計することにより人流変化 ※1 を素早く可視化することができます。

特徴

前日までの人流変化を、翌日13時頃までに可視化可能、日別・時間帯別に把握可能(速報値)。
クラウド・サービスとしての提供のため、WEBブラウザ ※2 からいつでもアクセス可能。
昨年対比、前週対比など、比較したい期間を自由に設定可能。
CSVファイルでデータダウンロード可能。適宜別のアプリケーションでグラフなどに加工して利用可能。
提供開始日:2020/4/28 予定

※1 人流変化:特定地点・エリアに訪問した人々の数をビッグデータから複数の独自統計処理し、時間経過を伴って推計したものです。
※2 推奨ブラウザ:  Chrome、もしくはChromiumバージョンのEdge

【Visit Analysis(訪問推計機能)を使った調査報告】自社調査報告第4弾

調査1.首都圏郊外の通勤混雑駅周辺の人流変化

緊急事態宣言前〜7都府県に緊急事態宣言発出〜緊急事態宣言の全国拡大、の期間での推移。

緊急事態宣言のあった日を含む週とその後の週の日別の推計訪問数の変化を比較

各駅は郊外沿線での乗降客数ランキング上位の駅であるが、減少率はどの駅も近い傾向値を示した。
通勤目的での利用が多数と思われる平日の訪問数は、緊急事態宣言前後の各1週間を比べると27%程度の減少に留まる。
3月下旬以降通勤客は減少しているが、緊急事態宣言以後も一定数は維持。

調査2.首都圏郊外のコンビニへの人流変化

首都圏郊外に立地するコンビニエンスストア 12店舗およびその周辺エリアへの人流変化を調査した。

◆ 報道機関、自治体・公共団体向けアカウント無償発行の概要

「Location AI Platform 」の機能の一つである「Visit Analysis」が利用できるアカウントを無償で発行します。アカウント発行後は、希望する地点・エリア(施設、エリア、丁目など)を設定することにより、日別・時間帯別の変化を随時手元のPC画面で把握することができます。

サービス内容:
任意の地点・エリアの人流変化の可視化ができる「Visit Analysis」機能
経年比較のための 過去1年分のデータ
モニタリング対象地点の設定や分析画面の使い方のサポート

利用例:
日本全国の街のにぎわい、人流の変化の調査(前年との来訪者数比較など)
施設やイベントへの来訪調査
消費者行動傾向調査 など

利用期間:2ヶ月
対象者:報道機関/メディア運営企業、自治体・公共団体
分析地点数:10カ所
費用:無料
申込みURL: https://www.x-locations.com/campaign/media

申込から利用開始までの流れ:
申込は上記のURLから、あるいは下記の電話番号・メールアドレスからお申込みください。
お申込み処理が完了後、アカウント発行の準備が出来次第、クロスロケーションズからご連絡いたします。
アカウント発行と同時に利用方法のご説明、モニタリング対象地点の登録を行います。
結果を確認いただけます。

–問い合わせ先—————————————————–

報道機関・メディア運営企業
クロスロケーションズ 広報事務局(株式会社シプード内) 担当 齋藤
TEL:050-5235-8772 Email: pr@shipood.com

自治体・公共団体
クロスロケーションズ 広報担当 秋山
Email: pr@x-locations.com


【調査概要】
期間:2020/4/1-4/19
新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が広がる中、政府による緊急事態宣言発出前後の1週間をLocation AI PlatformのVisit Analysis機能で比較

解析場所:
首都圏郊外混雑駅および駅周辺 4箇所。
首都圏郊外に立地するコンビニ 複数箇所。
(※指定したエリアのサイズに関しては、各エリアで異なる。)

新型コロナウイルスに関する主な出来事

  • 1/26 大手IT企業による全社員へのリモートワーク指示
  • 1/28 武漢からのツアーでの日本人バス運転手の感染、日本での感染が広まり始める
  • 1/31 マスク不足が目立つように
  • 2/ 2 ダイヤモンドプリンセス、香港の感染者がクルーズ船で来日
  • 2/ 6 ダイヤモンドプリンセス、大黒ふ頭着岸
  • 2/25 政府が対策基本方針を発表
  • 2/26 政府によるイベント自粛要請
  • 2/27 全国の小中高等学校の一斉休校を要請
  • 3/ 2 全国の小中高等学校の一斉休校
  • 3/14 東京都で桜の開花宣言
  • 3/20 政府が一斉休校を延長しない方針を発表
  • 3/22 コロナ疲れ・自粛疲れという言葉が目立つように
  • 3/25 東京都知事 週末の不要不急の外出自粛要請
  • 3/28,29 東京都による外出自粛要請。要請に合わせ、各百貨店などが臨時休業
  • 4/7 7都府県への緊急事態宣言発表
  • 4/16 緊急事態宣言を全国へ拡大

【 Location AI Platform とは】

Location AI Platform は、匿名位置情報ビッグデータをAIが素早く分析・視覚化して、販売促進・マーケティング・需要予測などで活用できるプラットフォーム製品です。

流通・小売、外食、不動産などの様々な業種・業界を代表する企業様で活用されています。

データソース:
スマートフォンの複数のアプリから取得されるGPSの匿名移動データ(携帯電話のキャリアを問わず)
データ量:約2,000億レコード蓄積し、毎月約45億レコード追加
含まれるデータ:識別ID (性別・年代情報を含む)、時間、緯度経度

解析手法:独自数理モデル、複数の独自統計処理(特許申請中)

LAPの機能および解析結果
解析結果を、商圏分析・競合比較・消費者訪問地点ランキング・エリアマーケティング広告及び効果検証などで活用可能。具体的な機能は下記の通り。

・ポテンシャル分析
特定地点(店舗、施設、等)やエリアへの来訪率が高い地域や、来訪ポテンシャルが高い地域をマップ上で可視化(AI推計)。選択した地域にモバイル広告やDMを実施することも可能。

・エリア内訪問分析
エリアを選び、特定地点やエリア間の来訪数・占有率の比較や、時間帯別の来訪傾向をグラフで比較可能。

・Hot Placeランキング
特定地点やエリアを訪れた人達が、他にどのような場所を訪問しているかを、ランキングとマップで可視化。

・ビジットアナリシス(推計訪問計測)
特定地点やエリアへの日ごとの推計来訪者数をグラフで表示し、複数の地点・エリアのデイリーの来訪推移を比較することが可能。

・キャンペーンレポート
インプレッションやクリック率などの広告効果を測るための基本的な情報に加え、キャンペーン前後の特定地点やエリアへの来訪状況の変化などを測定可能。

<クロスロケーションズ株式会社について>
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・可視化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIを使って解析・可視化する独自開発技術をコアに新たなプラットフォーム「 Location AI Platform™️ 」の開発・提供を行っています。

<会社概要>
社名:クロスロケーションズ株式会社(X-Locations Inc.)
代表者・取締役:代表取締役 小尾一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:位置情報データ活用クラウド型プラットフォーム Location AI Platform™ の開発・提供
URL:https://www.x-locations.com/

<本リリースに関するお問い合わせ>
クロスロケーションズ株式会社 広報担当
pr@x-locations.com

本リリースのPDFはこちらから

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