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2021年02月05日

プレスリリース

位置情報ビッグデータのAI解析システム=Location Engine™️で解析した各種の人流統計データを提供開始

マーケティングから金融、公共の分野まで幅広く活用できる統計データを提供

 

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は、クラウドサービスとして提供中の位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform™(ロケーションエーアイプラットフォーム、LAP)」の利用ライセンス提供に加えて、LAPのコアシステムである分析エンジン、Location Engineで解析した人流統計データの提供を開始しました。

 

近年、自然災害や、コロナパンデミックなどの影響などで人々の動きは大きく変化しています。実際にマーケティングの領域のみならず、スマートシティやモビリティサービス開発のための基礎的なデータとして、また金融業界でのオルタナティブデータとしても、人流データの活用が進んでいます。政府においても、EBPM(Evidence-Based Policy Making、エビデンスに基づく政策立案)の取り組みが推進されており、人流データもそのひとつとして着目されています。

 

しかしながら現在、人流データのサービスは一般的にはまだ希少で、さらにはその形態も限定されたエリアをスポットでレポート形式で提供を受けることが通常で、コストも高額であり、全国規模のスケールで分析を実施することは困難でした。クロスロケーションズのLocation Engine™️は、数年間に渡って位置情報ビッグデータを蓄積、数万を超える拠点情報を登録し、数億レコードを超える人流データを準リアルタイムに解析できるシステムです。当日のデータを翌日午後には統計加工されたデータとして提供します。また、全国の店舗や拠点の人流を統合し、図1のように特定の業界や自社系列店舗のトレンドを把握するような分析も可能になります。

 

図1 全国百貨店の人流データを集約して推計来訪者数を分析 

2020年(緊急事態宣言後)は2019年(緊急事態宣言前)に比べて著しく人流が減少した。

 

図2 Location Engineでのデータ提供イメージ

Location Engine API

 

Location EngineはAPI(注1)によるシステム間連携が可能で(図2)、自社の様々なシステムに人流ビッグデータ解析の能力を莫大な設備投資をせずとも月額50万円からの費用で強化することができます。実際にオルタナティブデータ(注2)としてヘッジファンドでの活用や、地方自治体の都市計画や防災避難計画、民間企業での市場環境の分析、広告業界での屋外広告周囲周辺の分析など様々な分野の人流ビッグデータ解析基盤として活用されております。

 

Location Engine で提供されるデータ

Location Engineでは、店舗別実勢商圏データに加え、指定エリアの滞在人口や流入人口をメッシュ単位で提供いたします。また、今後準備が出来次第、過去の統計値のみならず、1週間先までの人流予測データも提供し、売上予測や需要予測や様々なシミュレーションに活用することが可能となります。

 

 

1.エリアの滞在人口・流入人口

時間帯別の各エリアの推定滞在人口・流入人口をメッシュのデータで提供いたします。ご指定いただいた期間でのデータをLocation Engineより提供いたします。

メッシュの大きさ:125m/250m/500m

推定滞在人口のメッシュデータ

※画像は地域メッシュデータのイメージです。

 

2.エリアの行動特性データ

ポリゴン等で指定した市区町村や施設に訪れた人がよく訪れる場所のカテゴリーデータを提供いたします。指定したエリアのライフスタイルや買い回り傾向を分析できます。

消費者が訪問している場所を分析

※画面はLAP上でのHot Placeランキングのイメージです。ユーザーが他によく訪れる場所を表示します。

3.実勢商圏データ

ポリゴン等で指定した施設、店舗などに対する、周辺町丁目から施設、店舗への来訪率、来訪ポテンシャルを提供いたします。コロナなどによる店舗への来訪率の変化などを把握することが可能です。

※画面はLAP上での来訪率分布マップのイメージです。実勢商圏となる町丁目ごとの推計来訪率や国勢調査による居住データなどを表示します。

 

4.人流予測データ(準備が出来次第提供開始)

ポリゴン等で指定した施設や店舗への1週間先までの人流予測データを提供いたします。その場所の人の動きだけではなく、天気や気温、周辺施設の立ち寄り状況などを考慮した信頼度の高い予測モデルを採用しています。

人流予測

※グラフは人流予測データのイメージです。2020年12月23日プレスリリース『位置情報ビッグデータのAI解析による「人流予測モデル」を開発』にて掲載されたものです。

 

クロスロケーションズでは今後も多種多様な位置・空間情報を誰でも有用な形で活用でき、人々の生活が豊かになる社会を目指し、開発を進めてまいります。

 

(注1)API(Application Programming Interface)
アプリケーションプログラミングインターフェース。2者間(あるいはそれ以上)のソフトウェア同士のやり取りを可能にするデータフォーマットの仕様。

 

(注2)オルタナティブデータ
企業の決算情報や政府統計などの経済指標(伝統的データ)に代わる新しいタイプのデータ。代替データ、非伝統的データとも呼ばれ、高頻度、即時性、個別性などの特徴を持つ。スマートフォンの位置情報以外にクレジットカード決済情報、POSデータ、気象、SNSなどの分析データが利用されています。

 

◼︎ 製品の概要

正式名称:Location Engine™ API

・滞在・流入人口データ

提供地域:全国
提供単位:エリア指定、1ヶ月単位での提供 125m、250m、500mメッシュ
提供価格 : 東京23区/政令指定都市  30万/1ヶ月から、都道府県 40万/1ヶ月から

・実勢商圏・行動特性・流入人口(ポリゴン場所指定)データ

指定箇所500箇所 50万円/月から

・製品・サービスページは下記になります。
https://www.x-locations.com/column/ebpm/

・提供開始日:2021年2月8日

 

◾️ Location AI Platform とは

Location AI Platform は、匿名位置情報ビッグデータをAIが素早く分析・視覚化して、販売促進・マーケティング・需要予測などで活用できるプラットフォーム製品です。流通・小売、外食、不動産などの様々な業種・業界を代表する企業で活用されています。

◾️ クロスロケーションズ株式会社について

「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™️」の開発と、それをビジネスに生かすプラットフォームである「 Location AI Platform™️ 」の開発・提供により、”ロケーションテック”を推進しています。

 

代表者:代表取締役 小尾一介

所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F

事業内容:
位置情報ビッグデータ解析エンジン「 Location Engine™️ 」の開発と、ビジネス活用クラウド型プラットフォーム 「Location AI Platform™」 の開発・提供

URL:https://www.x-locations.com/

 

■PDF版はこちらからダウンロードできます。