NEWS お知らせ

38年ぶりの日本一!阪神タイガース優勝に沸くなんば戎橋周辺での夜間人流調査結果を公開

プレスリリース
図2. なんば戎橋周辺の時間帯別人流調査。2023年11月5日(日)

〜阪神優勝後のなんば戎橋周辺では男性割合が約14%増加〜

 人流データ分析プラットフォーム(Location AI Platform® 以下LAP)およびスマホの位置情報データを利用した広告配信サービス(Location Marketing Service 以下LMS)を提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾 一介、以下クロスロケーションズ)は、LAPを使用して2023年11月5日(日)に行われたプロ野球日本シリーズにおいて阪神タイガースが38年ぶりに2度目の日本一に達成した夜間のなんば戎橋周辺の人流調査を実施しましたのでその結果を報告いたします。

引用元:MBS NEWS 阪神タイガース38年ぶり「日本一」大阪・道頓堀の様子は?
引用元:MBS NEWS YouTube LIVE 阪神タイガース38年ぶり「日本一」大阪・道頓堀の様子は?

11月5日の夜に行われたプロ野球日本シリーズ第7戦で、阪神がオリックスに勝ち、38年ぶりに日本一に輝きました。クロスロケーションズは、阪神タイガース38年ぶりの日本一で盛り上がるなんば戎橋周辺での夜間人流調査を実施しました。優勝直後の興奮冷めやらぬ夜間のなんば戎橋での人々の動きを捉え、興味深い結果が明らかになりましたのでその結果を報告いたします。

当日は、大阪の道頓堀では多くのファンが集まることが事前に予想されていた為、混乱に備えた厳戒態勢がしかれておりました。午後6時ごろからは道頓堀の戎橋付近に大勢の警察官が集まり、通行規制が行われておりましたが、人流の変化がどのようにおこったかを調査いたしました。

調査概要

●調査期間:
 ・2023年11月5日(日)/ 阪神優勝後の 22時~24時の時間帯人流

●調査エリア:なんば戎橋周辺

人流分析を行ったなんば戎橋周辺の分析地点の分析エリア
図1. 人流分析を行ったなんば戎橋周辺の分析地点の分析エリア(指定エリア内で取得したGPSデータを元に解析)

●データ概要:スマートフォンのGPSデータを独自技術により解析した統計データ

●人流調査内容:
 ・時間帯別人流調査(2023年11月5日(日)終日の状況と阪神優勝後の人流変化)
 ・性別年代別代別割合の人流調査(2023年11月5日(日)終日の状況と阪神優勝後の人流変化)
 ・来訪者距離圏別割合の人流調査(2023年11月5日(日)終日の状況と阪神優勝後の人流変化)
  ※来訪者がどこから来たかを来訪者の推定居住地より距離県別に割合を分類して比較しています

●特徴:クロスロケーションズは独自の手法により、人流分析したい特定の場所や地域をピンポイントに指定し、そのエリア内に限定した人流分析を実現しています。スマートフォンのGPSから収集したデータをもとに解析処理を行い、指定したエリア内で判定(イン判定)した位置情報データを分析しています。

人流調査結果:来訪者はお昼の12時がピーク。交通規制の中、21時から滞在者が増加

阪神優勝の夜、なんば戎橋周辺では通行規制が行われる中、人の流れは活発でした。特に男性の割合が、5日終日の割合と22時から24時における割合では約14%男性の増加が多いことが確認されました。また、20代~60代の男性における割合が増加したことで、広い世代で阪神タイガース優勝に沸く街の雰囲気を物語っています。

時間帯別人流調査(2023年11月5日(日)終日の状況と阪神優勝後の人流変化)

図2. なんば戎橋周辺の時間帯別人流調査。2023年11月5日(日)
図2. なんば戎橋周辺の時間帯別人流調査。2023年11月5日(日)

性別・年代別代別人流割合の比較調査(10月31日の対前年比)

11月5日終日の推計来訪数のデモグラ割合
図3. 11月5日終日の推計来訪数のデモグラ割合 (推計来訪数の男女別割合、年代別割合をグラフで表示)

図4. 11月5日22時~24時の推計来訪数のデモグラ割合 (推計来訪数の男女別割合、年代別割合をグラフで表示)
図4. 11月5日22時~24時の推計来訪数のデモグラ割合 (推計来訪数の男女別割合、年代別割合をグラフで表示)

来訪者距離圏別割合の人流調査(2023年11月5日(日)終日の割合と阪神優勝後の割合)

図5.11月5日終日の来訪者距離圏別割合 (来訪者がどこから来たかを来訪者の推定居住地より距離県別に割合を分類して比較)
図5.11月5日終日の来訪者距離圏別割合 (来訪者がどこから来たかを来訪者の推定居住地より距離県別に割合を分類して比較)
図6.11月5日22時~24時の来訪者距離圏別割合 (来訪者がどこから来たかを来訪者の推定居住地より距離県別に割合を分類して比較)
図6.11月5日22時~24時の来訪者距離圏別割合 (来訪者がどこから来たかを来訪者の推定居住地より距離県別に割合を分類して比較)

クロスロケーションズは、今後もさまざまなイベントや地域の出来事における人流調査を行って参ります。人流調査によりこれまで見える化することが難しかったその地域の影響を把握するだけでなく、今後の地域社会の変化を捉えることで、ビジネスや社会に役立つ重要な情報を提供し続けます。

Location AI Platform®

提供形態:Webベースクラウド形態(分析用データ付き)。法人単位年間契約。
価格:初期費用15万円。月額使用料50万円。利用法人内ユーザーIDごとの課金無し。
分析ウィジェット(アプリ):19種類。
過去の位置情報データ:契約日より過去1年分(追加料金で1年以上の過去分も利用可能)。
分析データの利用:各ウィジェットよりのCSVダウンロード可能。Google Big Query、Amazon AWS、Microsoft Azureなど経由や、API(デイリー人流データ)での転送可能。
各種BIツール連携も可能。(TableauやGoogle Looker など)

■Location AI Platform®のデモのお申込みはこちら。
https://www.x-locations.com/service/lap/request-demo/

クロスロケーションズ株式会社について

「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」の提供により、“ロケーションテック”を推進しています。

社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com
代表者:代表取締役 小尾一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。

◆当社の提供する位置情報分析データについて

当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
https://www.x-locations.com/privacy-policy/
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。

お知らせTOPに戻る