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スマホ位置情報広告と地図アプリの検索結果表示をシームレスに連携するパートナーシップをエフェクチュアル株式会社と締結

プレスリリース
スマホ位置情報広告と地図アプリの検索結果表示をシームレスに連携するパートナーシップをエフェクチュアル株式会社と締結

〜インバウンド対策や店舗集客キャンペーンの効果を最大化〜

 人流データ分析プラットフォーム(Location AI Platform® 以下LAP)およびスマホの位置情報データを利用した広告配信サービスを提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、株式会社エフェクチュアル(本社:東京都港区、代表取締役: 代表取締役 田中倫明)と、店舗集客やインバウンド旅行者向け地図アプリ連動型キャンペーンの共同サービス提供のパートナーシップを締結いたしました。

スマホ位置情報広告と地図アプリの検索結果表示をシームレスに連携するパートナーシップをエフェクチュアル株式会社と締結

■提携の背景

 普段の外出や旅行中、あまり馴染みのない場所でレストランやスーパーマーケットなどを探す際、多くの方が地図アプリを活用されるのではないでしょうか。代表的な地図アプリであるGoogle Mapの検索結果に表示される店舗は、店舗の写真やメニュー、利用された消費者の口コミなどが合わせて表示され、情報を探索しているユーザーにとり非常に有益な情報です。

これらの表示項目はGoogle ビジネスプロフィール(注1、以下GBP)の管理画面よりユーザー企業が管理できます。悪意のある口コミによる風評被害を避け、良質な口コミや商品紹介などを通じて来店を促進する上で、GBPを適切に運用することは店舗を運営する企業にとり重要な課題です。エフェクチュアル株式会社はこのG B Pの運用の業界のリーダーとして、長年にわたり多くのお客様企業にサービスを提供しています。

クロスロケーションズは、2018年の設立以来、人流データを活用した広告配信サービス”Location Marketing Service”(ロケーションマーケティングサービス、以下LMS)を提供しており、これまで多くの流通、小売、飲食業や観光地への集客、メーカーの販促支援のための位置情報広告配信を提供してまいりました。

 GBPを適切に運用すると、来店のニーズがあるユーザーに自社店舗の存在を認知させ店舗までの道案内を提供することができます。例えば、イタリアンレストランを探しているユーザーがGoogle Mapで検索をすると、近くの自社のレストランチェーンを表示し、高評価の口コミと合わせ、来店を促進することができます。特定の商品やサービスに顕在的なニーズがあり、情報を探索しているユーザーに対し効果的です。

クロスロケーションズの位置情報広告は、店舗周辺の推定居住者や店舗に過去訪れた人、店舗周辺に現在滞在している来訪者にリアルタイムで広告を配信できます。来訪者は日本人以外にも、推定居住国判定を基に訪日外国人旅行者も対象となります。情報を探索しているニーズが顕在化したユーザーだけでなく、潜在的にニーズのあるユーザーへの自社店舗やサービス、商品の認知向上などや、店舗近くでニーズを喚起し、非計画的な購買を促進するなどのマーケティング施策に最適です。

この2社のサービスを組み合わせることで、潜在顧客に対する認知向上と興味喚起、ニーズが顕在化した顧客への情報探索、店舗誘導と来店までの必要なコミュニケーションをシームレスに提供することができるようになります。店舗周辺の消費者に興味を引くバナーで店舗を認知してもらい、その後具体的な店舗への道案内と良質な口コミなどで来店動機を高め、より多くのお客様に自社の商品やサービス、提供メニューを体験してもらうことが可能になります。

位置情報広告と地図検索の連動
図1. 連携サービスのイメージ

■連携サービスの利用シーン

この新しい2社の連携によるプロモーションで、以下のような店舗集客キャンペーンが実現できます。

1.訪日海外旅行者や日本人旅行者への広告配信と店舗誘導

クロスロケーションズのインバウンド広告配信で店舗まわりの訪日海外旅行者に自社店舗を認知・興味喚起し、来店促進。

訪日海外旅行者や日本人旅行者への広告配信と店舗誘導

2.同一カテゴリーの競合がひしめくエリア内での自社店舗のアテンション強化

店舗近隣のエリア内に同じようなカテゴリの店舗が多い場合に、位置情報広告を併用し、地図検索内での自社店舗のアテンションを高める。

インバウンド_競合がひしめくエリア内での自社店舗のアテンション強化

クロスロケーションズでは世界16億IDの位置情報ビッグデータを分析して活用できることから、訪日外国人の国内滞在エリアを特定した広告配信に加えて、訪日前の外国人の居住国特定エリア、帰国後の居住エリアにも広告配信できます。

■今後について

ECでの購買や資料請求など、広告効果が明確にわかるオンライでのキャンペーンとは異なり、オンライン上の施策とはいえ最終的にリアル世界の来店がゴールとなるネットでの店舗集客キャンペーンにおいて、広告の効果をどう明確に測定するかは常に課題となっております。今後両社で、位置情報広告のインプレッション数やクリック数、GPSを活用した来店計測数などと、Google Mapの検索数や来店予約の数などとの関係性をより詳細に分析、レポートし、広告の費用対効果をより最適化できるようサービス開発を進めてまいります。将来的にはMMM(注2:マーケティング・ミックス・モデリング)にも活用できるようサービスを向上していく予定です。

■サービスのご提供について

クロスロケーションズとエフェクチュアル社がそれぞれ双方のサービスの代理店となり、小売、飲食チェーンや食品、消費財メーカ、広告代理店などの両社の顧客に対して販売してまいります。

■提供価格

店舗集客広告配信(国内居住者向け、訪日海外旅行者向け) 最低出稿金額 500,000円(税抜)から

注1)Googleビジネスプロフィール(Google Business Profile™️)はGoogle LLCの商標または登録商標です。

注2) 様々な過去のマーケティング施策が、売り上げなど成果に与える影響を定量化する統計学的な分析。過去からの時系列での広告や販促などの投資を統計解析し、どのようなポートフォリオのマーケティング投資がよいかを探る手法。

■ 株式会社エフェクチュアルについて

【会社概要】
■代表者:代表取締役 田中 倫明
■創業:2014年11月25日
■資本金:389,834,880円(資本剰余金を含む)
■所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-4-7 第7SYビル5F
■TEL:03-6447-2175
■URL:https://effectual.co.jp/

【事業内容】
エフェクチュアルは「商品やサービスの価値を体感できるインフラを創る」をカンパニーミッションとして掲げており、店舗事業者のオンライン上のブランディング構築支援やレピュテーション管理をテクノロジーで支援しています。

Googleビジネスプロフィールの運用やMEO対策のニーズが高まる中、エフェクチュアルが提供する「Location Connect(ロケーションコネクト)」(特許申請済み)は個店から複数店舗展開する企業まで累計で約30,000店舗に導入いただいている、Googleビジネスプロフィール運用をDX化するSaaS型クラウドサービスです。近年では複数店舗を運営する企業でのGoogleビジネスプロフィールの運用やMEO対策のインハウス化が進み、運用に対する業務負荷が増加しています。エフェクチュアルはこれらの業務課題を解決するためのソリューションを提供しています。

クロスロケーションズ株式会社について

「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」の提供により、“ロケーションテック”を推進しています。

社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com
代表者:代表取締役 小尾 一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。

◆当社の提供する位置情報分析データについて

当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
https://www.x-locations.com/privacy-policy/
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。

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