「旅ナカ」広告とは?日本滞在中の外国人旅行者に向けた効果的なインバウンド広告配信!

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執筆者 XLマーケティングチーム
「旅ナカ」広告とは?日本滞在中の外国人旅行者に向けた効果的な広告配信!

 海外旅行に行く場合、晩御飯は予約をするけど、ランチは予約をせずに街をあるきながらお店を決める人は多いのではないでしょうか。その場で見つけた気になるお店に飛び込んで見る!というのも旅の楽しみの一つですよね。 

そんなとき、もし、自分のスマホにガイドブックにも載っていない、その土地ならではの気になる商品やサービスの広告が飛び込んできたとしたら!しかも、それが徒歩5分以内にある!という場合、よっぽど予定が詰まった状況ではない限り、そのお店に行ってみようと思いませんか?

インバウンド需要は、日本政府観光局(JNTO)が2023年6月に発表した訪日外国人客数では既に200万人を超え、今後さらなる増加が予想されています。そこで、日本を訪れる外国人観光客にむけて効果的な集客施策を探している方におすすめなのが「旅ナカ」広告です。

INDEX

訪日旅行中の外国人旅行者に向けた旅ナカ広告とは?

 旅ナカ(訪日中)広告とは、位置情報を活用したインバウンドターゲティング広告メニューの一つです。スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイスを利用している外国人のグローバルな位置情報データを膨大に収集し、その情報を元に外国人旅行者が日本に来日した際に広告を訴求できるサービスです。

訪日外国人旅行者向け広告配信と人流分析サービス

旅ナカ広告の特徴(インバウンド広告の効果測定:来訪・来店計測)

 旅ナカ広告の大きな特徴は、滞在中(訪日旅行中)の外国人旅行者に向けて的確な広告を配信することです。これにより、急増したインバウンド対策においても集客におけるアプローチとしてさまざまなシーンで活用することができます。

また、クロスロケーションズが提供する旅ナカ広告では、広告配信後(広告を見た後)に対象のお店や観光地などの目的地へ来訪したかまでを計測することができる来店・来訪計測が可能となります。これにより、インバウンドによる広告の効果を測定することが可能になります。

どのようなシーンで旅ナカ広告は利用されるのか?

 日本へ旅行に来た外国人に向けて旅ナカ広告を利用する場合、まずは外国人旅行者が多く訪れる観光地や交通機関などのロケーションを把握します。その上で、外国人旅行者が興味を持つであろう広告を配信することができます。

例えば、外国人旅行者がよく利用するレストランやショップ、観光地に関する情報などを提供した広告を配信することができます。また、現在位置から近くにあるお得な情報やクーポン、割引などを訴求する広告を配信することも可能です。

さらに、外国人旅行者のそれぞれの国に特化した情報を提供することで、彼らにとってより興味深い情報をリアルタイムで提供することができ、より効果的なマーケティング戦略を実現することができます。

旅ナカ広告の利用方法シーン

観光プロモーションとして観光地の来訪訴求

「旅ナカ」広告は、訪日外国人旅行者向けに日本国内の魅力的な観光地への来訪を訴求する広告を配信することが可能です。訪日外国人の位置情報を収集し、ユーザーが現在地に近い観光地や観光スポットの情報を提供することで、観光地への集客を促進します。

次に行く場所が決まっていない旅行者に向けての訴求

バックパッカーや自由な旅行をしている外国人旅行者が、まだ日本の中で次に行く場所を決めていない旅行者も多くいると思います。「旅ナカ」広告では、そのような旅行者に向けて効果的な広告を配信することができます。例えば、外国人旅行者が東京に到着した際に、次の目的地が未定の状態であれば、その地方の観光PRやおすすめの観光スポットの広告を配信することで、次の旅先を決める観光地への集客を促進します。

レストランやお土産屋など、街歩き中にふらっと立ち寄れるお店

 外国人旅行者が街を歩く際、スマホを手にしていることが多いと思いますが、まさにそんな時、旅ナカ広告を利用して街歩きをサポートすることができます。

例えば、日本で有名な観光地である浅草寺周辺の広告を配信する場合、浅草寺周辺を歩くと、浅草寺周辺のレストランやお土産屋など、今そこにいる外国人旅行者をターゲットに広告を配信することができます。そのため、よりリアルタイムに充実した情報を元にした情報発信を行うことができます。

日本アニメや漫画文化などをもっと身近で体感したい時

 外国人旅行者の中には、日本のアニメや漫画、音楽、ゲームなどさまざまなコンテンツに興味を持つ人が多くいると思います。そこで、アニメや漫画のイベントやコンサートなどの情報を提供する広告を配信することができます。また、それに関連したお土産屋さんやグッズショップの情報を提供する広告も配信することも可能です。そのような広告を提供することで、より日本でしか味わえない体験をお届けすることができます。

旅ナカ広告の配信される仕組みについて。DSP広告とは?

 旅ナカ広告は、クロスロケーションズが提供するDSP広告によって配信を行います。DSPは、(Demand-Side Platform)の略で、これらは広告主側のプラットフォームでありインターネット上の広告スペースをオークション形式で入札し、最適な場所に広告を表示することができます。また、データを活用して精度の高い広告を配信するシステムを指します。

例えば、スポーツに興味がある人にはスポーツ関連の広告を表示するよう配信を行ったりすることが可能です。これにより、広告主はターゲットとなるユーザーに対して効果的に広告を配信し、ユーザーは興味のある広告を見ることができます。 

まとめ

 「旅ナカ広告」は、スマートフォンなどのモバイルデバイスを利用して、現在のユーザーの位置情報を元に、外国人旅行者に向けてアプリから配信できるインバウンドターゲティング広告の1つです。旅行者が多く訪れる観光地や交通機関などのロケーションを把握し、そこで興味を持つであろう広告を配信することができるのが、旅ナカ広告の大きなメリットとなります。

広告主にとっては、外国人旅行者に対してそれぞれの国に特化した訴求メッセージを提供することで、より興味深い情報をリアルタイムに提供することができます。訪日中の外国人旅行者にとっても、街歩き中にふらっと立ち寄れるお店や、街歩きで疲れたら座って休めるお店など、必要な時に必要な広告(情報)を得られるのが嬉しいポイントです。

外国人旅行者に対して、より充実した日本旅行を楽しめるよう、「旅ナカ広告」でリアルタイムな訴求広告を提供してみてはいかがですか?是非この機会に「旅ナカ広告」をご検討ください。

 クロスロケーションズマーケティング担当者
クロスロケーションズ株式会社マーケティングチーム

クロスロケーションズは位置情報ビッグデータの独自解析エンジンとその機能を使ったクラウド型人流分析プラットフォームを展開しています。 マーケティングチームでは、「Location Engine™」から取得できる準リアルタイムの人流統計データを活用してビジネスから社会課題の解決まで幅広くお手伝いができるように活動しています。

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